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赤の廃墟。
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岡山県の内陸部、とある川沿いの低山地に斜面にそった廃工場群があります。
対岸に集落はありますが人気は多くありません。すぐ下を国道が通りますが、
この廃墟との間にはもう一本の道があり、国道からこの工場群は見えにくくなっております。
ここにはかつて真っ赤な顔料・べんがらを生産する工場がありました。
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ここの特徴はとにかく赤いこと。
白とか緑とか茶色とか黒とか灰色とか、廃墟でよくある色って限定されますが、
赤ってなかなか無いんじゃないでしょうかね。
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酸性雨でやられたコンクリートとかでよく見る鍾乳石のような、アレ。
これだけはべんがらの影響を受けてない・もしくは放棄された後に伸びたようで、真っ白なままです。
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真っ赤な廃墟ですが、緑の手はここにも迫っております。
このときは真冬だったのでほぼ枯れていますが、
夏場なら緑と赤のコントラストが乙でしょうね。もじゃもじゃなのはお断り願いたいですが。IMGP5640
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操作盤はもう長いこと休止したままのようです。
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薄暗いプラント内と冬の低い太陽高度。
合成にて見やすく、かつダイナミックに。
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ホッパーエリア。ブルーの塗装にべんがらがこびりついて大変よろこばしい具合に・・・
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2012年12月訪問 撮影枚数356枚